日本太鼓道場とは

1993年、助六太鼓創立メンバーの一人藤舎清成(とうしゃきよなり)によって創立。江戸の粋を和太鼓で表現する日本太鼓道場は、東京浅草を拠点に活動している。

太鼓という“物”は残る。けれども”太鼓を打つ”という無形の文化財は遺らない。叩くのではない、“打つ”のだ。この和太鼓の真髄を求め、今日も道場の扉が開く。楽しいだけではない稽古。けれど厳しさの後に知る、伝統を受け継ぐという歓び。消えさせはしない。太鼓の響(とよみ)と、江戸の粋。

浅草三社祭での奉納演奏を主に、イベントやパーティー等に出演し、国内各地及びサンフランシスコ、ハワイ、ドイツ等で演奏活動を展開している。

  • 日本での主な活動
  • 舞台略歴
  • 海外での主な活動
  • 海外での主な指導
  • 4月 浅草観音うら一葉まつりにて演奏
  • 5月 浅草三社祭
  • 浅草神社にて奉納演奏
  • 千束商店街にて演奏
  • 7月 千束小学校にて盆太鼓演奏
  • 8月 浅草千束通り納涼大会にて演奏
  • 他、学校や施設イベント等で活動
  • 1996年 コンサート「和太鼓の祭典Ⅰ」
  • 1998年 コンサート「和太鼓の祭典Ⅱ」
  • 2000年 コンサート「和太鼓の祭典Ⅲ」
  • 2002年 コンサート「和太鼓の祭典Ⅳ」
  • 2004年 コンサート「和太鼓の祭典Ⅴ」
  • 2006年 コンサート「和太鼓の祭典Ⅵ」
  • 2008年 コンサート「和太鼓の祭典Ⅶ」
  • 2010年 和太鼓の祭典「たいこばん」
  • 2011年 東京都文化発信プロジェクト
    「夏・東京の太鼓

主宰

藤舎清成

本名 小野里元栄(おのざともとえ)

長唄囃子藤舎流名取

1949年1月1日生まれ。

1961年、12歳で太鼓を始める。

1968年、東京で初めての組太鼓となる「助六太鼓」を当時のメンバーと共に創立。

1972年、歌舞伎方~藤舎せい子に師事。

1977年、名取。藤舎清成を名乗る。

1993年、日本太鼓道場を創立。

道場の作曲・作調を手がけ、和太鼓の基礎・打法・演奏の指導に当たる。長唄囃子方として幅広く活躍する傍ら、TV・CM・芝居等での和太鼓指導を始め、海外においても幅広く活躍する。

2014年、4月より東京芸術大学にて和太鼓講師として就任。

演奏曲

日本太鼓道場 - 清鳴(せいめい)

清鳴(せいめい)

作調 藤舎清成

和太鼓の基本である“ツクツク”という打ち方、リズム等、基礎の全てが凝縮された曲。日本太鼓道場の代表曲であり作調以来、現在でも止まることなく極みを求め、磨き続けられている。

日本太鼓道場 - 清鳴(せいめい)

うねり

作調 藤舎清成

始まり~前半までは、寒い冬の厳しく激しい海原、後半以降は豊漁で明るく楽しい海原を表現。我々人間と常に関わる自然。「鯔背(いなせ)」と「粋」時に厳しく、時に恵みを与える壮大な海を厳粛かつダイナミックに描く。

日本太鼓道場 - 寿・祭太鼓

寿・祭太鼓

作調 助六太鼓創立メンバー

邦楽にみられる独特の和の「間」を厳かに操る、「寿太鼓」。そして、力強い「祭太鼓」の2部で構成されている。「助六太鼓」の代表的組曲が、更に藤舎清成の手により磨き上げられ演奏されている。

日本太鼓道場 - 流鳴

流鳴

作調 藤舎清成

浅草 隅田川の花火を連想させるイントロから始まり、太鼓を打ちながら、華麗に飛び交うパフォーマンスへと繋がっていく。静から動へと音調が変わる篠笛の祭囃子も楽しい。江戸の粋を表現した無形の逸品。

日本太鼓道場 - 四段打ち

四段打ち

作調 助六太鼓創立メンバー

江戸の身上である「鯔背(いなせ)」と「粋」が音とパフォーマンスによって見事に昇華された曲。「太鼓は背が高いことより、腕を長く見せられたら勝ち」というキヨナリズム(清成イズム・清成リズム)が存分に活かされている。

日本太鼓道場 - おまつり

おまつり

作調 藤舎清成

江戸の祭りで馴染みのあるお囃子の音がふんだんに盛り込まれた曲。胴長太鼓・コンコロ太鼓・〆太鼓の掛け合いが楽しく、また笛の音色がお祭りの雰囲気を醸し出し、心湧く一曲となっている。

稽古

日本太鼓道場の稽古は月に3回、1回2時間。藤舎清成先生による指導のもと、行われます。

2時間のうち、前半1時間は太鼓に向かう身体の構え方、バチの握り方から打ち方までの基礎稽古です。

和太鼓を演奏する上で、不可欠な打ち方のバリエーションが10種類ほどあり、まずその基本の打ち方の稽古をします。

一番最初に16、32、64という打ち方を学びます。大きく強く大切に打つ16打。流れるように止まることなく打つ32打。速くしなやかに打つ64打。太鼓の皮の面(めん)の中心から、バチの先を真っ直ぐに上げて、また中心に向かって真っ直ぐにふり落とすことにより音を出します。

パワーではなく、スピードと回転力をもって、いかに遠くまで響く「いい音」を出せるか。無駄な動きを削ぎ落とし、バチの先まで神経を行き渡らせ、どれだけ手足を長く美しく見せられるか。

一人ひとりが丁寧に音を出すこと、また全員で打った時にどれだけ揃った音をユニゾンで合わせられることが出来るか。たったの1打をも妥協することなく、これが日本太鼓道場の音だということを、長い時間をかけて、先生が叩きこんでいきます。

そして、洋楽の音符(おたまじゃくし)にはない「ドロスク」という打ち方。「ス」という音のない音の間(ま)は和太鼓独特のものです。特に先生はこの「ス」という音にこだわりを持っています。

また太鼓のふちを打つ「カラカラ」「カラカ」などの打ち方も和太鼓では非常に重要となります。力任せにうるさく打つ音ではなく、芯のある音、綺麗に揃った音を追及します。

一人ひとりの音・姿勢や打ち方を、先生が厳しい眼差しで確認し修正していきます。後半1時間は、演奏曲の稽古です。

一番最初に、日本太鼓道場の代表曲でありながら、基礎の全てが盛り込まれた曲「清鳴(せいめい)」を練習します。この曲を覚えて人前で打てるようになるまで、1〜3年かかりますが、清鳴が打てれば、他の曲は楽に打てるようになるといわれています。

実際は、他の曲も全て難度が高く、簡単に打てる曲は日本太鼓道場には一つもありません。ですが難しいからこそ、その一曲一曲をやっと演奏できるようになった歓びはかけがえのないものです。

初心者も上級者も分け隔てなく。納得のいく音が出せるまで、何度も、何度でも先生の指導は繰り返されます。正直、太鼓を打つことが楽しい。というところに辿り着けるまで、時間がかかるかもしれません。

楽しく楽器を演奏するカルチャースクールや、体力作りやエクササイズを目的とした太鼓教室とは違うかもしれません。

日本太鼓道場は、本当の太鼓の音を出す難しさ、伝統を受け継いでいく厳しさを、藤舎清成先生の長く超絶な太鼓人生で培った技術、精神、理論に基づいた和太鼓の真髄を、後世未来にこの和太鼓の響(とよみ)を残すべく、日々精進しております。

「和太鼓の真髄」とは、何か…。

ご興味がありましたら、いつでも稽古の見学にいらしてください。

講師 藤舎清成
場所 宮本スタジオ
入会金 8,000円(別途宮本スタジオ会員登録料500円)
受講料 10,000円/月額(1回2時間×月3回)
物ち物
  • ジャージ、Tシャツ等の動きやす い服装
  • 地下足袋(ゴム底足袋)
  • 筆記用具
  • タオル
教材
  • 樫(かし)バチ
    (長さ42cm、重さ8.0分)
  • バチ袋(1本入り),
    2,100円

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